レビュー

星を配置して星系を見守るシミュレーションゲーム「Super Planet Crash」


恒星の周囲に好きなように星を配置して、うまく独自の星系を壊れないように維持していくシミュレーションゲームが「Super Planet Crash」です。プレイヤーができることは「星を配置するだけ」で、あとは星同士が力を及ぼし合って距離が近づいたり遠ざかったり軌道が変わったりするのをじっと見守ることになります。

Super Planet Crash - Can you feel the gravity?
http://www.stefanom.org/spc/

基本画面はこんな感じ。最初から恒星と惑星1つが配置されているので、残り10個の惑星を好きに配置していけばOK。配置できる星は地球サイズのものから超巨大な矮星までいろいろあり、大きければ大きいほど重力が強くなるので、近くの星に及ぼす力も強くなります。オレンジ色の帯のようになっている部分はハビタブルゾーンと呼ばれる、生命が居住可能な領域で、ここに星を配置するとボーナスが入ります。


ゲームの目的は「星系を500年維持すること」で、大きな星の方が得られるポイントは高くなります。なお、途中で2つの星が衝突して砕けたり、星が恒星から2天文単位(2.00AU、外側にある灰色の輪)より遠くに行ってしまったらゲームオーバー。


とりあえずは無難に「Earth」(地球サイズの星)を配置してみました。


テンポ良くとんとんと星を置いていきます。こうして見ると軌道の変化はほぼなさそうなのですが……


気付くと星の1つの軌道が外側に膨らんでいて、2天文単位ラインを越えていました。


星を置くタイミングは自由ですが、ポイントを稼ぐためになんとなく早めに置いてしまいます。実際のプレイムービーはこんな感じ。置ける数は10個まで(最初からある星2つを合わせて合計12個)なので、置ききった後は見守るだけ。そのため、ゲームスピード変更が可能です。

「Super Planet Crash」でとりあえず星を置いてみた - YouTube


できるだけ等間隔に置いた方がいいのか?などと思い、ハビタブルゾーンにほぼ等間隔に星を並べてみました。


わりと安定しているかと思いきや、やはり重力の力は大きく、ゲーム内時間で8年目にはハビタブルゾーンを飛び出す星が出てきて……


32年目にはこのような軌道に。星系を500年維持するのは大変です。


中には、星同士がぶつかってしまうケースも。以下のムービーでは、第4惑星に吸い寄せられた第6惑星が弾き飛ばされて大きく軌道を逸れ、2天文単位ラインの彼方へ飛び去っていく様子が見られます。

第4惑星に弾き飛ばされる第6惑星 - YouTube


ポイントを稼ぐためには大きな星の配置が重要ですが、大きな星は力も強いので星系に与える影響が大。以下のムービーでは、矮星が置かれた瞬間に星系のバランスが崩壊してしまう様子がわかります。

矮星の力を思い知る - YouTube


矮星を後半に置くと影響が大きすぎる……ということで先に置いてみたのがコレ。


なんとか星系を成長させることに成功。


しかし、矮星パワーはすさまじく、じわじわと星の軌道が歪められ……


100年ともたずにゲームオーバー。大きな星を長く置いていたのでポイントは稼げましたが、何とかして500年維持してみたいものです。

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by logc_nt

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